アキノカトレア（2020年生、母アキノバレリーナ）

アキノカトレア（2020年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+花名。花言葉は『優美な』、『成熟した魅力』」。毛色は鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時9歳）と交配したアキノバレリーナが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月28日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい15着に終わった。

2023年2月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月11日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたキバルダンシ決め手に屈してハナ差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったホシノカケラに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた7戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマーマネを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月4日、連闘で迎えた13戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月9日、中1週で迎えた15戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、楽天ポイント貯まる使える!賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた16戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったリーガルスピードに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月13日、連闘で迎えた18戦目は、ととちゃんごつ盛りピンク賞（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（11戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

12月4日、連闘で迎えた21戦目は、C2（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2024年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!福島県の酪農応援賞（水沢ダート850m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（15戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月8日、中0週で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（17戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（18戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（19戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキットクルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。