リメインフォレスト（2000年生、母リメインラブ）

リメインフォレスト（2000年3月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋森」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時13歳）と交配したリメインラブが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川栄一。戦績は、中央平地35戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上1000万下(牝)。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

6月23日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（函館芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

8月25日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

11月16日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったオスカーゴールドにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3歳（2003年）

3月29日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた11戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャロラインをクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

6月28日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（10戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（11戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（12戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴーオンマイウェイを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月23日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の白鳥大橋特別（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4歳（2004年）

4月3日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた19戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（13戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下のテレビ埼玉杯（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた22戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の朝日岳特別（新潟芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（14戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（15戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のバリーバーンに3馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月10日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（16戦2勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のプリンセスアスカに1馬身1/4の差をつけて4勝目を奪取した。

11月13日、中4週で迎えた27戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

5歳（2005年）

3月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（17戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

6月5日、中9週で迎えた29戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（18戦3勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1000万下のTVh杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（19戦3勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（20戦3勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

9月19日、中9週で迎えた32戦目は、3歳以上1000万下の北斗賞（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（21戦3勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の道新スポーツ賞（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（22戦3勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた34戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の河口湖特別（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた35戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のフルーツラインカップ（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。