コスモペリドット（2014年生、母Diva Von Tessa）

コスモペリドット（2014年8月28日）は、ニュージーランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋『希望の光を与える太陽の石』と崇められる８月の誕生石名」。毛色は栗毛。種牡馬のJimmy Choux（当時7歳）と交配したDiva Von Tessaが7歳のときに産んだ仔が本馬である。2020年のハーベストカップで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月22日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

2月11日、中2週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

4月23日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたベストティアーズ決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のグラドゥアーレをクビ差振り切って初白星を挙げた。

8月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下の千歳特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

11月4日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したショウナンアエラにクビ差届かず2着となった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の飯坂温泉特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したスナークスカイにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の桑名特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のデザートストームを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4歳（2018年）

10月20日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（5戦1勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に敗れた。

5歳（2019年）

2月9日、中8週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（6戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたコンパウンダー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（7戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、逃げるマルモレイナに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月2日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の八代特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（8戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイショウツバキを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月7日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（9戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月16日、中9週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったリーディングエッジに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラスの立待岬特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹内祐次騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

9月1日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹内祐次騎手（12戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

6歳（2020年）

4月5日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は8戦連続で丹内祐次騎手（13戦1勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。

8月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田大知騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

10月10日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた21戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、ハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したツーエムマイスターを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のOROターフスプリント（盛岡芝1000m 小雨/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた23戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は関本玲花騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

12月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、師走特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7歳（2021年）

3月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた25戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は関本玲花騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。