コクサイジャガー（1983年生、母サンダーロマン）

コクサイジャガー（1983年6月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモーニングフローリツク（当時8歳）と交配したサンダーロマンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小池恵治。戦績は、中央平地11戦1勝、地方19戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

元石正雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

4月20日、デビュー戦は4歳未出走（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。鞍上は出口明見騎手。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

5月3日、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出口明見騎手。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

5月18日、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石神富士雄騎手。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月14日、4歳未勝利（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスターマンノを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

6月29日、4歳以上400万下のおおぞら特別（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

7月19日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石神富士雄騎手。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

8月9日、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神富士雄騎手。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

8月23日、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神富士雄騎手。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月13日、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

4歳（1987年）

6月14日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

6月28日、5歳以上400万下（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は石神富士雄騎手。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

9月16日、一般B3（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡崎伸吉騎手。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月19日、一般B3 C1（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカラツキーから1馬身半差の2着となった。

11月3日、一般B2 B3（宇都宮ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサミオーシンをアタマ差制してトップでゴールへと飛び込んだ。

11月11日、一般B3（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月21日、一般B3（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月9日、一般B3（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木正騎手。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月25日、クリスマス特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネノシャーレから6馬身差の2着となった。

5歳（1988年）

1月7日、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュネスから半馬身差の2着に敗北した。

1月31日、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月7日、一般B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月23日、一般B2（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイコークインに1馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。

3月10日、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月17日、一般B2（宇都宮ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で福田三郎騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノテングに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月4日、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスルガキングに3馬身の差をつけて勝利を決めた。

5月1日、若葉賞特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月19日、一般B1 B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月31日、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月16日、一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月5日、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。