ミスターテンション（1993年生、母ビツクモー）
Mr.Tension
1993.03.30
ミスターテンション（1993年3月30日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時15歳）と交配したビツクモーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は中川 隆。戦績は、中央平地22戦2勝2着1回、地方23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の4歳以上500万下。
経歴
デビュー前
上原博之厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1995年）
6月25日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
7月2日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
12月2日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。
12月16日、中1週で迎えた5戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。
3歳（1996年）
3月30日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
4月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
4月20日、連闘で迎えた8戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。
5月18日、中1週で迎えた10戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着を確保した。
6月1日、中1週で迎えた11戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。
6月30日、中3週で迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝2000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。
9月1日、中4週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ベアーズストリートに交わされて4馬身差の2着となった。
9月7日、連闘で迎えた16戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフェスティブゼウスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
9月22日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。
11月24日、中8週で迎えた18戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタルミズチカラをハナ差振り切って2勝目を獲得した。
12月14日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。
4歳（1997年）
1月12日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の大島特別（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
2月16日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
4月29日、中9週で迎えた23戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、おうし座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月23日、中2週で迎えた24戦目は、荒川区特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた25戦目は、こと座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月24日、中1週で迎えた26戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、ポインタース特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードサイエンスをクビ差制して3勝目を手中に収めた。
7月6日、中1週で迎えた27戦目は、スタールビー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月25日、中2週で迎えた28戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月10日、中1週で迎えた29戦目は、ジュピター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木洋一騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた30戦目は、北極星賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月9日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、B3三（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月16日、連闘で迎えた32戦目は、習志野特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月30日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた33戦目は、高松淳一騎手を鞍上に迎えて、仲冬特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。
5歳（1998年）
1月10日、中1週で迎えた34戦目は、初駒特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
1月28日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の獅子舞特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高松淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月16日、中2週で迎えた36戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の如月特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリーフェアリーから2馬身半差の2着となった。
3月5日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、春霞特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
4月1日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた39戦目は、若葉特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた40戦目は、レグルス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松淳一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。
5月9日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の緑陰特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松淳一騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月29日、中2週で迎えた42戦目は、青葉特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松淳一騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた43戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、清夏特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトアイガーから2馬身差の2着となった。
7月24日、中5週で迎えた44戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、ペッパーツリー賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
8月26日、中4週で迎えた45戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。