ヴォレクィーン（2017年生、母サンライトリーダ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川欽一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって108万円で落札された。

2歳（2019年）

6月29日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

8月25日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月14日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3歳（2020年）

3月20日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた5戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

2020年4月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月5日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月14日、中3週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のルビー賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のリモテソーロを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部大地騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で服部大地騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のホトトギス賞 B特選（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で服部大地騎手（8戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で服部大地騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、プラズマテイルに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた16戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で服部大地騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダンゼンユウリに交わされて1馬身差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で服部大地騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で服部大地騎手（12戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように急駛したが、抜け出したパシスタにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月16日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のクローバー賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で服部大地騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた20戦目は、内田健介くん誕生記念☆（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で服部大地騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた21戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトリプルプレイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4歳（2021年）

1月12日、中1週で迎えた22戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、初茜特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

9月9日、約8か月の休養明けで迎えた23戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のプラチナビューティに2馬身半の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

9月24日、中1週で迎えた24戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、萩特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイファーラクーンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

10月29日、中2週で迎えた26戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた28戦目は、笠松は良い所でしょ菅原さん（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた29戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた30戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、デンドロキラム賞（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた31戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

2022年1月14日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。