ユウカイシ（1989年生、母ユウバージ）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

7月6日、デビュー戦は坂本勝美騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月6日、中9週で迎えた3戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた5戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

12月22日、中2週で迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（1992年）

2月3日、中5週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハーバーヤマトにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

4月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったアレスゴッドに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラジャーゼットを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本広喜騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で橋本広喜騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

9月12日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で橋本広喜騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4歳（1993年）

8月8日、約11か月の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で橋本広喜騎手（10戦1勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の北洋特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で橋本広喜騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で橋本広喜騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカリスタテイオーに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月12日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の木古内特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で橋本広喜騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月7日、中7週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の奥只見特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月20日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のカズノスキーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（1994年）

1月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた27戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスフェイムから1馬身3/4差の2着となった。

6月25日、中2週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードニキータから7馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原哲騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノスラッガーから3馬身半差の2着に敗北した。

8月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原哲騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイキューベストに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

6歳（1995年）

3月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた32戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で大江原哲騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。