レイモンドヒッチ（2012年生、母ベルモット）

レイモンドヒッチ（2012年5月13日）は、日本の競走馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のトワイニング（当時21歳）と交配したベルモットが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方26戦2勝2着5回。2014年の川崎若駒オープンに勝利した他、2014年のウィナーズチャレンジ6で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

6月17日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、勝ったクラバズーカーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

7月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のイチジツセンリを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月3日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたサクセスストーリー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ8（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ9（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

11月4日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの川崎若駒オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るビービーオリジンを豪快な末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

3歳（2015年）

4月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦のハートビートナイター開幕特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた11戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の湘南ひらつか七夕まつり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したミスアバンセに半馬身届かず2着となった。

7月24日、中3週で迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、藤沢市特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、初秋特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

4歳（2016年）

4月14日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた15戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、スプリング賞（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた16戦目は、豊四季賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月24日、中6週で迎えた17戦目は、紫陽花賞（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったグルービーメテオに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月20日、中3週で迎えた18戦目は、楽天競馬で買いま賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（2017年）

1月11日、約6か月の休み明けで迎えた19戦目は、目利き番頭船えもんカップ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた20戦目は、如月賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフミノインパルスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月17日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた22戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、京葉特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた23戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、豊四季賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた24戦目は、開成町瀬戸屋敷風鈴まつり特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月15日、中3週で迎えた25戦目は、白百合特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた26戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、津田沼賞（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。