スペシャルワールド（2003年生、母ウエスタンワールド）

スペシャルワールド（2003年4月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したウエスタンワールドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方13戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上D3一。

経歴

デビュー前

藪田辰己厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2005年）

11月30日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキスミーシャラポワを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

3歳（2006年）

2月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳F3一（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンキョウパレードにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F4二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスビラカに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクインホマレを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上D5一（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アップルロードにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上D4一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、バンブーセリエに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンシングキングに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2007年）

3月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた12戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メディアスローンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリンセスチケットに半馬身交わされて2着となった。