キングスウェザー（1983年生、母ウェザーコック）

キングスウェザー（1983年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイエローゴツド（当時16歳）と交配したウェザーコックが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地23戦6勝2着1回。1989年の朱鷺ステークス(オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

8月11日、9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月21日、11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3歳（1986年）

5月17日、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は三浦繁美騎手。19頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

6月15日、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したタニノエスポワールを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

7月5日、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のマルシュウホープに1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

8月17日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月25日、4歳以上400万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4歳（1987年）

4月18日、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月2日、5歳以上400万下の清津峡特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

5月10日、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

5月30日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は長峰一弘騎手。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

6月14日、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月27日、5歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で長峰一弘騎手。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月12日、5歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアサクサハンテンに1馬身1/4の差をつけて勝利を掴み取った。

8月15日、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルブツホークに8馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

8月22日、4歳以上400万下の指宿特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハクサンブイロクに約11馬身の大差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

9月6日、ハンデ戦で4歳以上900万下のフクニチ新聞杯（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイタクホウリイをアタマ差振り切ってトップでゴールインした。

5歳（1988年）

7月2日、5歳以上1400万下の阿武隈特別（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦繁美騎手。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

7月17日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

6歳（1989年）

6月4日、5歳以上1400万下の欅ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は長峰一弘騎手。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

7月1日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のふみづきステークス（新潟芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は増沢末夫騎手。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイズミサンシャインに1馬身1/4の差をつけて勝利を手にした。

7月23日、ハンデ戦でオープンの朱鷺ステークス（新潟芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。