マルブツファントム（2008年生、母ノーヴェルインカウンター）

マルブツファントム（2008年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋戦闘機名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時12歳）と交配したノーヴェルインカウンターが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方2戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月18日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

3歳（2011年）

1月10日、中2週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

8月6日、中8週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた11戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、エイティゴールドにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。