スターペスタロウ（1991年生、母ダイニヴエンチア）

Stapes Taro

1991.05.12

スターペスタロウ（1991年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマジックマイルズ（当時6歳）と交配したダイニヴエンチアが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地24戦7勝2着2回。1996年のリバーサイドステークス(オープン ハンデ)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月26日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンフェスタを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下のフリージア賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月16日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスーパーギャラントに5馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

11月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の天王山特別（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（1995年）

1月8日、中8週で迎えた5戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったアラタマリードにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中3週で迎えた6戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のワイエムルーブルに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

3月4日、中3週で迎えた7戦目は、但馬ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（5戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた8戦目は、ハンデ戦の鳴門ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたホーマンランドオー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月9日、中3週で迎えた9戦目は、梅田ステークス（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、高瀬川ステークス（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（8戦2勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

10月22日、約6か月の休み明けで迎えた11戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のガルフパールを半馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

11月18日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の比叡ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた13戦目は、元町ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（10戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦のサンタクロースハンデキャップ（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（11戦2勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5歳（1996年）

1月13日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の雅ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（12戦2勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のダイイチノボルに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月3日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（13戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた17戦目は、仁川ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本達也騎手（14戦3勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の鳴門ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本達也騎手（15戦3勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

10月20日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた19戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、貴船ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月9日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の霜月ステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は松本達也騎手（16戦3勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のドリブルラッシュをハナ差振り切って6勝目を収める

11月23日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのリバーサイドステークス（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るスリーコースを鮮やかな末脚で半馬身差し切って7勝目をマークした。

6歳（1997年）

10月25日、約11か月の休み明けで迎えた22戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた23戦目は、トパーズステークス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。