プランドラー（2016年生、母プラウドスペル）

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1億5,000万円（375万×40口）で一口馬主が募集された。

2歳（2018年）

7月22日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月2日、中9週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったエールヴォアにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中6週で迎えた3戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアールコンセンサスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2019年）

1月5日、中6週で迎えた4戦目は、F.ブロンデル騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

3月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたヒーリングマインド決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

5月18日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のメルボルントロフィー（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタニノドラマに1馬身1/4の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

8月18日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったホウオウサーベルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中4週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの九十九里特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの江坂特別（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したバラックパリンカにクビ差届かず2着に惜敗した。

4歳（2020年）

1月25日、中4週で迎えた10戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月15日、中6週で迎えた11戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの淡路特別（阪神芝2600m 外回り小雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

6月13日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三田特別（阪神芝2200m 雨/稍重）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた13戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの兵庫特別（阪神芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月10日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの高雄特別（京都芝2400m 外回り曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5歳（2021年）

1月24日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラスの海の中道特別（小倉芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月14日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2022年）

1月5日、中6週で迎えた17戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

2022年5月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。