キタサントッキュウ（1999年生、母リンドエビス）

キタサントッキュウ（1999年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のライブリーワン（当時14歳）と交配したリンドエビスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方14戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松平牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、鹿戸美明によって1,228.5万円で落札された。

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

10月14日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアマートベンハーを凄まじい末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（2002年）

1月14日、中5週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦1勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

9月22日、約7か月半の休養明けで迎えた8戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

11月20日、中6週で迎えた10戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-5（門別ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイデチェイサーから3馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中4週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

4歳（2003年）

1月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた14戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はミナモトアラシと並んで2着同着となった。

3月27日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2一二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた16戦目は、ポートサイド特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月13日、中7週で迎えた17戦目は、夕凪特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2一ア（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた19戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2五六（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。