ジリオンフェイス（2010年生、母シトラスノカゼ）

ジリオンフェイス（2010年6月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時14歳）と交配したシトラスノカゼが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は渋谷健作。戦績は、地方29戦2勝2着1回。2013年の筑紫野賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

9月5日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた2戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のレディジャスパーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月8日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイライクエメに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3歳（2013年）

1月3日、中3週で迎えた7戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初夢特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の筑紫野賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったダイリングローバルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた9戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の日峯特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の大観峰賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月14日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の有田焼特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から44kg減らして迎えた14戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた18戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、大雪賞（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた19戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、ファンタジーカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4歳（2014年）

1月2日、中0週で迎えた20戦目は、ニューイヤー特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた22戦目は、立春特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川島拓騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた23戦目は、サンライズ特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた24戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズグランプリ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた25戦目は、おおぐま座特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川島拓騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、端午特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた27戦目は、かに座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた28戦目は、小満特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、入梅特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。