ダズリン（2016年生、母ヴィアラクテア）
Dazzlin'
2016.05.14
ダズリン（2016年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「眩しいくらいに輝いている」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時8歳）と交配したヴィアラクテアが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年の馬い!マッシュルームを食べよう記念(一般C2)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、手塚清隆によって1,728万円で落札された。
橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2018年）
12月23日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では今一つ伸び切れず18着に敗れた。
3歳（2019年）
4月6日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。
5月18日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。
7月14日、中7週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
10月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウシンシンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月24日、中1週で迎えた6戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。
11月20日、中3週で迎えた7戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストレイトスタイルに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。
4歳（2020年）
5月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた8戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、巌立峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトゥモロープランに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。
6月17日、中1週で迎えた10戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のブレスドレインに4馬身の差をつけて4勝目を収める
10月21日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、大菊特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。
11月4日、中1週で迎えた12戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR笠松 第1戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C11 14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルーターズに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月4日、中1週で迎えた14戦目は、初雪特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のインテレットを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。
5歳（2021年）
2月9日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。
2月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
4月6日、中5週で迎えた18戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったイニシエーターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
5月6日、中3週で迎えた19戦目は、馬い!マッシュルームを食べよう記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゴールドシンガーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月21日、中6週で迎えた20戦目は、一般C1四五六ウ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。
9月1日、中9週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた21戦目は、馬い!サンサンエッグ津田沼記念（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。
9月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1七八（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。
11月9日、中7週で迎えた23戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、野紺菊賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
12月13日、中4週で迎えた24戦目は、一般C1七八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。
12月24日、中1週で迎えた25戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、キャロル賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
6歳（2022年）
4月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、ブルースターダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のグレイスディーヴァに2馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。
5月3日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったモルフォに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
6月23日、中6週で迎えた28戦目は、かに座ダッシュ（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。
7月25日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
9月30日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた30戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴェニーレに2馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。
11月30日、中8週で迎えた31戦目は、一般C2二三（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったオデッセイに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
7歳（2023年）
5月5日、約5か月の休養明けで迎えた32戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、馬い!佐賀の野菜を食べよう記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。
6月21日、中6週で迎えた33戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく最後はプレストウイングと並んで9着同着となった。