ブレスドレイン（2016年生、母プリティアンブレラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、スマイルファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、和田牧場によって432万円で落札された。

3歳（2019年）

6月30日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/不良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

8月17日、中6週で迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。15着に終わった。

9月27日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の地方競馬向上委員会in笠松（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、ひとみんハッピーバースデー賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のチュウワエンペラーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月29日、中3週で迎えた9戦目は、ビオラ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったランタンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2020年）

1月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた11戦目は、一般C17（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオーロファインに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月17日、中1週で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、雷鳥特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダズリンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のパラパラに3馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR笠松第2戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のニーマルブラックに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

12月4日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、初雪特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、アトレッドにアタマ差交わされて2着となった。

12月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5歳（2021年）

1月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野翔騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ミニマムーンに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた20戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた21戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの朝日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月13日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小林脩斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き15着に終わった。

2021年11月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月22日、中5週で迎えた23戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、まりなちゃん誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったザモウコダマシイに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

6歳（2022年）

1月2日、中1週で迎えた24戦目は、株式会社丸増商会創業64年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ドリームウォリアーに交わされて2馬身差の2着となった。

2月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた27戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったノーブルアイランドに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ミッキーフランケルに3/4馬身交わされて2着となった。