カゲツ（2020年生、母ロトクレドール）

カゲツ（2020年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花月(金のなる木)。花言葉は『一攫千金、幸福を招く』。母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時16歳）と交配したロトクレドールが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広富牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C2 24。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広富牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、ライアン祐子によって275万円で落札された。2歳のとき、トド岩高原銀河農場物語から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ノルマンディーファームによって748万円で落札された。

坂口智康厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月16日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に敗れた。

5月25日、中5週で迎えた2戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

7月16日、中6週で迎えた3戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

9月3日、中6週で迎えた4戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月22日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月4日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キタサンドライバーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のワンダーハイパーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、C2-16組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のリンネルに1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月24日、中2週で迎えた9戦目は、馬産地協賛（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた10戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

1月27日、中2週で迎えた11戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、Oneness Project応援記念（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスーパームーンを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月3日、約6か月の休み明けで迎えた13戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月5日、中8週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野極騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。