クリノミスデジタル（2007年生、母セクシーポイント）

クリノミスデジタル（2007年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女性＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時10歳）と交配したセクシーポイントが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の2010日本競馬開幕戦。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日高大洋牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、日高大洋牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、永村侑によって420万円で落札された。

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月22日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた4戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3歳（2010年）

1月1日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2010日本競馬開幕戦（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のペガサスパワーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月12日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のECGパワァチャァヂ!杯（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワエクセルから2馬身半差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルオカメノカタから8馬身差の2着となった。

4月29日、中5週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月9日、中0週で迎えた13戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた14戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。