タマモキャプテン（1993年生、母タマモアイドル）

タマモキャプテン（1993年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時5歳）と交配したタマモアイドルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦3勝。主な勝ち鞍は1997年の一般C3ロ。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

9月15日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、最後はダイヤモンドノーズと並んで4着同着となった。

11月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

12月31日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1997年）

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホリアイデーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月5日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノポーセンに3/4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月6日、中2週で迎えた11戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部正義騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部正義騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のルルヴァンに半馬身の差をつけて優勝

5歳（1998年）

1月4日、中2週で迎えた17戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般B3ハ（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（8戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた21戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。