オートハーレー（2001年生、母クリアモン）

オートハーレー（2001年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オートバイ名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時15歳）と交配したクリアモンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方17戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月7日、デビュー戦は平沢健治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

3歳（2004年）

1月18日、中3週で迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月29日、中5週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月3日、中4週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイヒーローを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず17着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は平沢健治騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

10月24日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた11戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

4歳（2005年）

1月24日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ第2戦（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた13戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルソルジャーをハナ差振り切って2勝目をつかんだ。

3月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた16戦目は、菜の花特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマイネルソルジャーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

4月10日、中2週で迎えた17戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

11月8日、約7か月の休み明けで迎えた18戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

12月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

5歳（2006年）

1月27日、中4週で迎えた21戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2二（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた23戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったホシノゴールドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月12日、中6週で迎えた26戦目は、一般C1五 C2二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

12月4日、約6か月の休み明けで迎えた27戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

6歳（2007年）

1月5日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2-14 15 16（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。