リスティアエーデル（2001年生、母ミスアヴェニュー）

リスティアエーデル（2001年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名（ギリシャ語）＋高貴な（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したミスアヴェニューが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本田武雄。戦績は、中央平地24戦1勝、地方6戦1勝2着1回。2004年のラジオたんぱ賞(G3)で3着に入った他、2004年の紫苑ステークス(オープン牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

6月17日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったランノホシから1馬身差の2着に敗北した。

6月24日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチシャワーをクビ差制して初白星を挙げた。

8月20日、中3週で迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

3歳（2004年）

2月15日、中6週で迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のきんせんか賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のガイヤールに1馬身の差をつけて制した。

3月13日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

5月2日、中6週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月4日、中8週で迎えた12戦目は、3歳G3のラジオたんぱ賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

8月14日、中5週で迎えた13戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の三面川特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた14戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの紫苑ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に入った。

11月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた16戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦でオープンのターコイズステークス（中山芝1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

4歳（2005年）

1月9日、中4週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

7月10日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

8月27日、中6週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月23日、中5週で迎えた21戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の原町特別（福島芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

12月17日、中7週で迎えた22戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5歳（2006年）

1月29日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

4月1日、中8週で迎えた24戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4月30日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

6月24日、中7週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月26日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた27戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

10月22日、中7週で迎えた28戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

12月24日、中8週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

6歳（2007年）

2月10日、中6週で迎えた30戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。