レイエル（2021年生、母ダブルオベリスク）

レイエル（2021年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「英語Ray(光線)とイタリア語Bel(美)の組み合わせ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時14歳）と交配したダブルオベリスクが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2024年のアクアマリンフラワー賞( 牝)。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

6月18日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月1日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定2歳1勝クラスのサフラン賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

12月3日、中8週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3歳（2024年）

1月17日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月13日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小崎綾也騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のペータースに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月31日、中2週で迎えた8戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのバイオレットステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月24日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた9戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい6着に終わった。