アートオブプライド（2008年生、母クインズプライド）

アートオブプライド（2008年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のリキアイワカタカ（当時14歳）と交配したクインズプライドが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方10戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

7月28日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は426kg。7頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったタイフーンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月23日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のキボウホウに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のカンパニー賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

12月12日、中5週で迎えた5戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って7着に終わった。

3歳（2011年）

7月30日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。17着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた8戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月15日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は平野優騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平野優騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平野優騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4歳（2012年）

1月11日、中3週で迎えた13戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた14戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 雨/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアメリゴに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

4月29日、連闘で迎えた16戦目は、新緑スプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンテンレジェンドに2馬身の差をつけて1番人気に応えた。

6月10日、中5週で迎えた17戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルダリアから7馬身差の2着に敗れた。