タマノハルカ（2003年生、母ディープティアラ）

タマノハルカ（2003年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主名より＋遥か」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時10歳）と交配したディープティアラが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は池田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方19戦1勝2着1回。2006年の花吹雪賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、池田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

上川薫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2005年）

8月13日、デビュー戦は新原健伸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒーローインタビュを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

9月18日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリージェントレデーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

11月6日、中6週で迎えた3戦目は、2歳戦の馬産地協賛日峰特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

3歳（2006年）

1月22日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月26日、中4週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月23日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で新原健伸騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

8月6日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下のインディアトロフィー（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（8戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた11戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は新原健伸騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月12日、中7週で迎えた13戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4歳（2007年）

1月26日、中3週で迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2-12 13 14（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

3月24日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。