ヒーローインタビュ（2003年生、母ナエクモ）

ヒーローインタビュ（2003年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時9歳）と交配したナエクモが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション静内研究牧場。戦績は、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北大研究牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、北大研究牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、T.Sホースクラブによって105万円で落札された。2歳のとき、ベーシカル・コーチング・スクールから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、広松一義によって220.5万円で落札された。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2005年）

8月13日、デビュー戦は下條知之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタマノハルカに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月19日、中4週で迎えた2戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターオブジェンヌを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月27日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（2006年）

1月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。