ケベックザン（2008年生、母サウンドアメニティ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、飯岡牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、飯岡牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、藤沢牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、秋山宜範によって325.5万円で落札された。

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2010年）

6月18日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。馬体重は446kg。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

8月2日、中5週で迎えた2戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、マリノボンジュールにクビ差交わされて2着となった。

8月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったハバナマティーニに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月15日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた9戦目は、2歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナターレに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3歳（2011年）

1月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の初夢特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の碧空特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月14日、中5週で迎えた15戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

7月25日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、3歳戦のツインサマー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた18戦目は、3歳戦の向日葵特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。