2歳

レース展開

タイセイフェアリーが一団を牽引、そのあとにケベックザンが続く

タイセイフェアリーが先頭に立ち、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にケベックザンが続く。その直後、マキノパレードが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマダム。その1馬身後ろ、マリノボンジュールは中団前寄り。イッテコイは中団馬群のちょうど真ん中を追走。シンシアサンクスは中団後方の位置取り。ラストメイルは後方4番手に控えて機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはゴールドカミジン。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはエフテーティンバー。シンガリにタカラコガネがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マリノボンジュールが戦前の低い評価を物ともしない見事な走りで勝利をモノにする

先頭はケベックザンでリードは1馬身。単独の2番手にマリノボンジュールが続く。その直後、マダムが3番手。1馬身離れて、タイセイフェアリーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるケベックザン。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた9番人気のマリノボンジュールが圧倒的な末脚を爆発させてケベックザンを交わすと、最後はクビ差先着して1着ゴールを果たした。2着のケベックザンから6馬身差の3着には、後方2番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったゴールドカミジンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた1番人気のラストメイルが入線した。2番人気のマキノパレードは中団にいたが最後一杯になって10着に敗れた。