フリーダムシチー（2009年生、母アスール）

フリーダムシチー（2009年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「自由＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時10歳）と交配したアスールが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、中央障害11戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

8月14日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入った。

12月3日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3歳（2012年）

6月23日、約6か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したエンドレスノットにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（5戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2013年）

1月13日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月2日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のトーセンマグナムをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月6日、中6週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で草野太郎騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2014年）

4月12日、約6か月半の休養明けで迎えた15戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月12日、中8週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月9日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

12月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3210m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。