ジョーアルデバラン（1998年生、母ジョーセイバー）
Jo Aldebaran
1998.03.29
ジョーアルデバラン（1998年3月29日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時15歳）と交配したジョーセイバーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地28戦3勝2着1回、地方9戦5勝。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上500万下。
経歴
デビュー前
佐伯茂樹厩舎（荒尾）へ入厩。
4歳（2002年）
2月27日、デビュー戦は高山伸一騎手を鞍上に据えて、一般C2（荒尾ダート1300m 小雨/稍重）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフリーダムに約18馬身の大差をつけて初白星を挙げた。
3月17日、中2週で迎えた2戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のプレミアムキクカに約14馬身の大差をつけて2勝目を収める
4月10日、中2週で迎えた3戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカフェイツに約13馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
4月24日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーダンスに約18馬身の大差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。
10月22日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノグローリアスをクビ差制して土付かずの5連勝を決めた。
12月7日、中6週で迎えた6戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。
12月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。
5歳（2003年）
1月18日、中3週で迎えた8戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、6着を確保した。
2月9日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南井大志騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
3月8日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で南井大志騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したジャパンプラウドにハナ差届かず2着となった。
3月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で南井大志騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクリスタルシオンに2馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。
6月22日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で南井大志騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
7月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で南井大志騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサダムアオイツキに3馬身の差をつけて7勝目をマークした。
7月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南井大志騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で南井大志騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。
9月21日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で南井大志騎手（8戦2勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。
6歳（2004年）
5月15日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で南井大志騎手（9戦2勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイアムツヨシを次元の違う末脚で半馬身差し切って休み明け初戦を物にした。
6月19日、中4週で迎えた18戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のTVh杯（函館芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
7月11日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は南井大志騎手（10戦3勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
8月1日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南井大志騎手（11戦3勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。
9月18日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の葛飾特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。
10月10日、中2週で迎えた22戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の天王山特別（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。
10月31日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は南井大志騎手（12戦3勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。
12月4日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
7歳（2005年）
1月16日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田優騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
2月13日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下の大和特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
3月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。
7月31日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の塩沢特別（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
8月21日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上1000万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。
9月11日、中2週で迎えた31戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の西脇特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。
10月9日、中3週で迎えた32戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
8歳（2006年）
1月1日、中9週で迎えた34戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、NewYear スプリントカップ（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
2月1日、中3週で迎えた35戦目は、大和川特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。
3月16日、中5週で迎えた36戦目は、カシの木特別（姫路ダート1800m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。
3月30日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。