ディアレジェンド（1994年生、母ルックイースト）

ディアレジェンド（1994年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレジェンドテイオー（当時11歳）と交配したルックイーストが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

ゴールドホースクラブにてで一口馬主が募集された。

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

1月5日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスノーブライダルを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月2日、中3週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のうぐいす賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

3月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

4月6日、中4週で迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったマイネルエアメールに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

4月20日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた8戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月27日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

10月18日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4歳（1998年）

4月11日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野次郎騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京芝2400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小野次郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野次郎騎手（7戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月4日、中5週で迎えた16戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた17戦目は、ジュライ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

5歳（1999年）

1月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた20戦目は、野崎孝仁騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に55kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。