トンボ（2021年生、母エポキシ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、廣田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、広田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、本間茂によって4,290万円で落札された。

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は518kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

3月23日、中6週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

6月1日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

7月14日、中5週で迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/重）に出走。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた5戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリンセスココアに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のダブルブラックに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月1日、中3週で迎えた7戦目は、能登半島地震復興応援杯（66）（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた8戦目は、ノックソさんお誕生日おめでとう杯（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレジーナチェリに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1十三（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、パルガンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリスタルゴールドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1十（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中島龍也騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたレギウス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、箱乃なかみデビュー2周年記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中島龍也騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のサイファーシチーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2025年）

2月8日、中7週で迎えた13戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、金盞花賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るスマイルスライヴを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月4日、中2週で迎えた14戦目は、木苺賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のラブルパイルに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月7日、中4週で迎えた15戦目は、ドリーミー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、カガヤキファイターにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月12日、中4週で迎えた16戦目は、パティオ賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアンブレラダンスに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月18日、中4週で迎えた17戦目は、金蓮花賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るプルーフリーダーを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って下馬評通りの実力を証明した。

7月10日、中2週で迎えた18戦目は、ブラックジャック賞（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、伸びてきたスカイアクロス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

8月6日、中3週で迎えた19戦目は、エベレスト賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエスジースパークルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月17日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、七竈賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。