ツーエムベリンダ（2016年生、母プリンセスイブ）

Two M Belinda

2016.03.06

ツーエムベリンダ（2016年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋可愛らしく輝くという意味を持つイタリアの女性名」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時9歳）と交配したプリンセスイブが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳B7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、水谷昌晃によって540万円で落札された。

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月16日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

3歳（2019年）

4月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

5月12日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサルトグリーンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトレンディダームに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のオッズパーク・マキバオー杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の斎藤真湖金沢競馬初来場記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の3Bウイナーズ賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ペネトレーターに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦の彼岸花賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、河北潟ふれあいフェスタ賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、シトリン賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマアンバリッドに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るチェータシカを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月8日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2020年）

2月19日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、寒桜賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったアオイリョウマに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したチュウワファーストに3/4馬身届かず2着となった。

4月3日、中3週で迎えた21戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオウケンキングに8馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

8月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、平湯峠特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5歳（2021年）

8月3日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた24戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8月17日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた25戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、水谷昌晃によって540万円で落札された。

飯田弘道厩舎（岩手）へ入厩。

デビュー前

1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、水谷昌晃によって540万円で落札された。

飯田弘道厩舎（岩手）へ入厩。

6歳（2022年）

2月5日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた27戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた28戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ウーマんチャンス（佐賀ダート900m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた29戦目は、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。