ブルベアブロッコリ（2015年生、母レイラニ）

ブルベアブロッコリ（2015年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋野菜『ブロッコリー』」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時10歳）と交配したレイラニが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルアンドベアによって270万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月24日、デビュー戦は義英真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、4着に入った。

10月22日、中3週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のガッツで渋太く粘り続けて、最後は2着のハウリングをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2018年）

1月14日、中1週で迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のごぎょう賞（中京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

4歳（2019年）

3月16日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

10月19日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

12月10日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、クォーツ賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5歳（2020年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、一般C1五六（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月10日、中4週で迎えた12戦目は、今年の冬もジュエルミネーション賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で實川純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、一般C1五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で實川純一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた14戦目は、若葉スプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で實川純一騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた15戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、邪神ちゃんがメデューサにあげた連絡袋（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた16戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3 21（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4月25日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のキズナビームに3馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

5月4日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3 18（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルキャドーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3 18（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったマイネルキャドーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングキングキングに4馬身の差をつけて制した。

6月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴールドヒューズに半馬身届かず2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3 12（高知ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で上田将司騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で上田将司騎手（8戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノーブルアポロンに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月8日、中1週で迎えた25戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた26戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったグラッブアドリームに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。