インターシェリフ（1987年生、母ライトキヤツプ）

インターシェリフ（1987年6月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のロイヤルコーチ（当時5歳）と交配したライトキヤツプが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森永牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中良平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

4月22日、デビュー戦は塚越一弘騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月28日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフリーサンライズにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未出走（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、音無秀孝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた5戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月30日、連闘で迎えた6戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた7戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオーミスパークに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（1991年）

7月13日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の国東特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

5歳（1992年）

4月26日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、伊藤忠司騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤忠司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。