コンドゥクシオン（2017年生、母アドマイヤハッピー）

コンドゥクシオン（2017年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フットサルでボールを失わないように運ぶドリブルのこと」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時16歳）と交配したアドマイヤハッピーが20歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。主な勝ち鞍は2020年の山桜賞(1勝クラス)。

経歴

デビュー前

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

6月30日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトロワシャルムを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

8月31日、中8週で迎えた2戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月30日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3歳（2020年）

3月14日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、L.ヒューイットソン騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの山桜賞（中山芝2000m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のロードオマージュを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5月2日、中6週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のテレビ東京杯青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

7月5日、中8週で迎えた6戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

9月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2000メモリアルテイエムオペラオーカップ（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

12月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの舞浜特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は丸山元気騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に敗れた。

4歳（2021年）

3月6日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの潮来特別（中山芝2500m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

8月15日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。