タイスケボーイ（1983年生、母ダイヤフラワー）

タイスケボーイ（1983年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカーネルシンボリ（当時12歳）と交配したダイヤフラワーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐々木京一郎。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回、中央障害7戦1勝2着2回、地方21戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

小嶋一郎厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（1986年）

4月21日、デビュー戦は4歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。馬体重は460kg。鞍上は牧坂徹騎手。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオージヤカブラヤオから4馬身差の2着となった。

5月22日、4歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林敏昭騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月29日、4歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は金久保哲男騎手。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月22日、4歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林敏昭騎手。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のソートタカエに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月25日、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林敏昭騎手。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルージエから3/4馬身差の2着となった。

9月21日、4歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林敏昭騎手。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林敏昭騎手。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングニシキからクビ差の2着に惜敗した。

11月18日、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林敏昭騎手。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で小林敏昭騎手。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月28日、4歳（浦和ダート1400m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で小林敏昭騎手。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンサンダーから3馬身差の2着となった。

4歳（1987年）

1月15日、新春特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林敏昭騎手。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベニアヤからクビ差の2着に惜敗した。

2月5日、一般C4四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小林敏昭騎手。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月2日、一般C4九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオージヤカブラヤオからアタマ差の2着に惜敗した。

3月13日、一般C4六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は小林敏昭騎手。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、一般C4三（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオージヤカブラヤオからクビ差の2着に甘んじた。

4月3日、一般C4五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は小林敏昭騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエゾノジユニアに2馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

4月24日、若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林敏昭騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーワカレラに4馬身の差をつけて勝利を物にした。

5月8日、陽春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林敏昭騎手。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月26日、一般C3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林敏昭騎手。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレイトダンサーからクビ差の2着に甘んじた。

6月24日、けやき特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林敏昭騎手。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のトーワキングをクビ差制して勝利を手に入れた。

7月23日、文月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林敏昭騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたモガミサティンゴ決め手に屈してハナ差の2着となった。

11月1日、4歳以上400万下（東京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコルディアシローに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月15日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は武藤善則騎手。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーコールーラに2馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

11月29日、4歳以上400万下の白樺湖特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月19日、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（1988年）

1月9日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

1月30日、5歳以上900万下の銀蹄賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は根本康広騎手。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

2月21日、5歳以上900万下の早春特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武藤善則騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月20日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

10月29日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリモントルーから約12馬身差の2着に敗れた。

11月19日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバリスシンボリに約27馬身の大差をつけて勝利を物にした。

12月10日、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は三浦堅治騎手。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1989年）

1月22日、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月19日、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は佐藤吉勝騎手。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月5日、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は三浦堅治騎手。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったチャーチルシンボリからクビ差の2着となった。

3月26日、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。