アスマターキン（1988年生、母リッチターキン）

アスマターキン（1988年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時8歳）と交配したリッチターキンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）泉刕牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方34戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

河津政明厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1990年）

9月18日、デビュー戦は河津裕昭騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は477kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモーニングダッシュに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の矢車草特別（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（1991年）

1月7日、中6週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月19日、中7週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河津裕昭騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のスミレ特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で河津裕昭騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で河津裕昭騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた9戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた11戦目は、稲川由紀子騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェットリファールから1馬身半差の2着となった。

7月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で稲川由紀子騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードザヤシオから半馬身差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で稲川由紀子騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の夕顔特別アイ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で稲川由紀子騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた15戦目は、森勇騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桔梗特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦のベコニア特別二（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（9戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1992年）

1月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、5歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、雪割草特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、白梅特別一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンクロスに5馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた20戦目は、もくれん特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオートネボーイに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

4月8日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロジカルパンプキンから2馬身半差の2着に敗北した。

4月20日、中1週で迎えた22戦目は、新緑特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた23戦目は、カーネーション特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦2勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月29日、中0週で迎えた26戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、夏菊特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた28戦目は、夏山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた29戦目は、鈴虫特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（11戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンベルトから1馬身半差の2着となった。

9月8日、中2週で迎えた30戦目は、ノスタルジア特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（12戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた31戦目は、おみなえし特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた32戦目は、ムーンライト特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（14戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のウッドシュールードに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

11月3日、中2週で迎えた33戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、仲冬特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月10日、中4週で迎えた34戦目は、コメット特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーショウピーチから3/4馬身差の2着となった。

5歳（1993年）

1月17日、中4週で迎えた35戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた36戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は失速してしまい16着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた38戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月3日、中3週で迎えた39戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた40戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の二王子特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた41戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた42戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のオンワードロゼを半馬身振り切って5勝目を掴み取った。

6月26日、中3週で迎えた43戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

8月21日、中7週で迎えた44戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

10月10日、中6週で迎えた45戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1600m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。