ネオスタンダード（2008年生、母スズジャスミン）

ネオスタンダード（2008年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「新しい基準」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時9歳）と交配したスズジャスミンが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、中央平地1戦0勝、地方27戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年のワンタッチ運転代行祝1周年(一般C4二)。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

9月3日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

10月11日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月18日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた4戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオトコマエに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2012年）

1月10日、中2週で迎えた8戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイゴテンリュウに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

2月15日、中2週で迎えた10戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、日本ベンダーネット杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた11戦目は、梅酒のぱかぱか杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、山元町復興支援（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天与の勝負根性で諦めることなく走り切ったが、4着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、ワンタッチ運転代行祝1周年（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のクノイチに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

4月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラソルジャーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月17日、連闘で迎えた15戦目は、峨山道巡行特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のハコダテイチバンを3/4馬身振り切って優勝

4月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマヤノテムジンに詰め切れず、約15馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、春季例大祭特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、オートモビルミーティング特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた19戦目は、外濠公園白鳥路特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトウショウレイザーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、大ちゃん三十路おめでとう杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた22戦目は、曽良の盆灯特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で米倉知騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

8月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で米倉知騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、アロハタワーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた24戦目は、八幡神社子供太鼓特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で米倉知騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったコルドバに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた25戦目は、和倉スイーツめぐり特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で米倉知騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマカツエイトに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月2日、中1週で迎えた26戦目は、牛&ワインまつり特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で米倉知騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1三（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で米倉知騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックトウショウに半馬身届かず2着となった。

10月30日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、一般C1二（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で米倉知騎手（16戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒダノエリーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。