テンショウゴールド（1990年生、母タケノハナミ）

テンショウゴールド（1990年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時16歳）と交配したタケノハナミが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大宮牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方13戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の一般B2ロ。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

6月21日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

9月12日、中6週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

3歳（1993年）

7月17日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

8月8日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた13戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月29日、連闘で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

4歳（1994年）

4月19日、約8か月の休み明けで迎えた15戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオギステイタスからハナ差の2着に甘んじた。

5月22日、中1週で迎えた17戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のハセジュノーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月31日、中4週で迎えた22戦目は、一般B2ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウクラウンに半馬身の差をつけて2勝目を手にした。

9月26日、中3週で迎えた23戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったチャームマイティから1馬身半差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後はハーバーヤマトと並んで2着同着となった。

11月6日、中1週で迎えた26戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、瓢湖ハンデ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1995年）

1月3日、中7週で迎えた27戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（6戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。