シルクアプサラス（2004年生、母ムーンライトグラス）

シルクアプサラス（2004年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋インド神話の水の精」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時7歳）と交配したムーンライトグラスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はメイプルファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C2 19。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額800万円（1.6万×500口）で一口馬主が募集された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

4月8日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5月27日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月28日、中8週で馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた3戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた6戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた7戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンジンカズトヨに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月16日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4歳（2008年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

1月13日、中0週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツノテイオーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

1月20日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシルキーリゾートにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月24日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 小雪/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブラックペガサスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月13日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（11戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（12戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るセキノカガヤキを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をつかんだ。

5月25日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。