スリーバリイ（1984年生、母タイホウジェミー）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

4月26日、デビュー戦は森安輝正騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のセイリングダイナに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森安輝正騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定4歳900万下の白百合賞（福島芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森安輝正騎手（2戦1勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた4戦目は、4歳400万下（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森安輝正騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のトウホーフレンチに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1988年）

3月12日、約8か月半の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で森安輝正騎手（4戦2勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月11日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下の羊ケ丘特別（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の襟裳特別（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森安輝正騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森安輝正騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったジョリーノアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月13日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の噴火湾特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森安輝正騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森安輝正騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森安輝正騎手（9戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森安輝正騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森安輝正騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の浄土平特別（福島芝1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉一己騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉一己騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5歳（1989年）

1月29日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳吉一己騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

2月12日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で徳吉一己騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

6月17日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は森安輝正騎手（12戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた22戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。