フレアリングメテオ（2010年生、母フレアリングアロー）

フレアリングメテオ（2010年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時13歳）と交配したフレアリングアローが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。戦績は、地方28戦6勝2着6回。2013年の北日本新聞杯(地方重賞)に勝利した他、2012年の金沢ヤングチャンピオン(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中川雅之厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2012年）

7月1日、デビュー戦は鈴木太一騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は455kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた2戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の松波人形キリコ祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のリバーロックスターに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の西瓜まつり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったオニワカマルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のサファイア賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったオニワカマルに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のオパール賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の坪谷淳史生誕40周年記念2-1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るガッツオブトップを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

11月11日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のトパーズ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で青柳正義騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミカワジェイドを半馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で青柳正義騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた12戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で青柳正義騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、2歳地方重賞の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で青柳正義騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、勝ったミカワジェイドにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3歳（2013年）

1月19日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、ふきのとう特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で青柳正義騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイロスから半馬身差の2着となった。

2月2日、中1週で迎えた15戦目は、寒木瓜特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で青柳正義騎手（13戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で青柳正義騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月7日、中2週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で青柳正義騎手（15戦3勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の弓引き祭特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で青柳正義騎手（16戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヤーマンミルフィーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月2日、連闘で迎えた19戦目は、3歳戦の能瀬川公園桜まつり特別3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で青柳正義騎手（17戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヤーマンミルフィーに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

4月14日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の坪野山菜まつり特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で青柳正義騎手（18戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のミカワジェイドをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で青柳正義騎手（19戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルリボーンを3/4馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

5月26日、中3週で迎えた22戦目は、白山スーパー林道開通特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で青柳正義騎手（20戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したオーミフォレストを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中9週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で青柳正義騎手（21戦6勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、トライアスロン・珠洲特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で青柳正義騎手（22戦6勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

9月3日、中1週で迎えた25戦目は、矢駄秋祭り特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は24戦連続で青柳正義騎手（23戦6勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

9月15日、中1週で迎えた26戦目は、哀愁のしらべ特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は25戦連続で青柳正義騎手（24戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた27戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は26戦連続で青柳正義騎手（25戦6勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた28戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は27戦連続で青柳正義騎手（26戦6勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。