シンセイコンコルド（1999年生、母カツファースト）

シンセイコンコルド（1999年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時6歳）と交配したカツファーストが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森本隆彦。戦績は、中央平地1戦0勝、地方27戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森本牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、森本牧場から「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

住吉朝男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

10月31日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローダンセハーバーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月29日、中3週で迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2002年）

1月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後はビビアンハートと並んで2着同着となった。

2月9日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた6戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4歳（2003年）

3月19日、約8か月半の休み明けで迎えた9戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた12戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

10月15日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、3歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッタフレイズを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた22戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7-2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5歳（2004年）

1月21日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C8-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた25戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のデルマパンドラを3/4馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

3月4日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C6-3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C6-3（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。