ローダンセハーバー（1999年生、母ラインダンサー）

ローダンセハーバー（1999年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター（当時17歳）と交配したラインダンサーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、地方28戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のゆかたの似合う城崎温泉特別(B3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下農場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、木村義昭によって157.5万円で落札された。

上田伸夫厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

10月31日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンセイコンコルドから5馬身差の2着となった。

11月28日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2002年）

4月18日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳F4（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカラアトムに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒートアップに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴーサインにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジノシアターに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

7月2日、中3週で迎えた7戦目は、ゆかたの似合う城崎温泉特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフジノミステリーをクビ差振り切って優勝

8月7日、中4週で迎えた8戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッキーマイラブを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月12日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦4勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

4歳（2003年）

3月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた11戦目は、フラワーセンター特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（9戦4勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた12戦目は、英知大学賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（10戦4勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた13戦目は、武蔵・伊織高砂特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（11戦4勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（12戦4勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた15戦目は、丹波さんなん漢方の里特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（13戦4勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた16戦目は、やしろメジロ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（14戦4勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた17戦目は、朝来町岩津ねぎ特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村健騎手（15戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月20日、中1週で迎えた18戦目は、リフレッシュパーク市川特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村健騎手（16戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B1-2（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で木村健騎手（17戦4勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月15日、中1週で迎えた20戦目は、アーリーフォール特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で木村健騎手（18戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた21戦目は、丹波焼陶器まつり特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で木村健騎手（19戦4勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上B1-3（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で木村健騎手（20戦4勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で木村健騎手（21戦4勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

12月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、吉川温泉よかたん特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた25戦目は、3歳以上B2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（22戦4勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

5歳（2004年）

1月3日、中0週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた26戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

1月15日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた27戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた28戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。