シナノシルキー（2019年生、母オタカラハッケン）

Shinano Silky

2019.05.12

シナノシルキー（2019年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のシルバーステート（当時6歳）と交配したオタカラハッケンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は坂本牧場。主な勝ち鞍は2021年のテントウムシ特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、小林勝によって198万円で落札された。

鈴木義久厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2021年）

5月28日、デビュー戦は伊藤裕人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は415kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のテントウムシ特別（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るノブオートーケンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のシャイニングスター賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のシャイニングヒーロー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシャイニングメモリー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のシャイニングトレジャー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

12月17日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジングルベル特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2022年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の羽根つき特別（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中涼騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のテンポラーレ賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中涼騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。