リトルビッグホーン（2021年生、母カリスペル）

Little Bighorn

2021.05.05

リトルビッグホーン（2021年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時18歳）と交配したカリスペルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

渡辺和雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

7月31日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサヴォイアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

12月8日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳戦のしながわデー開催賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミチノアンジュを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目をつかんだ。

3歳（2024年）

1月25日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

3月13日、中6週で迎えた5戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月25日、中8週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、富士見坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月5日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ブル・ショット賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月31日、中3週で迎えた10戦目は、カウントダウン2025（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（7戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフラワージャンヌに2馬身の差をつけて制した。

4歳（2025年）

2月20日、中6週で迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドダスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月22日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、紀伊国坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたハニートースト決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中5週で迎えた13戦目は、梨木坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でR.クアトロ騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカガヤキテンマに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

8月12日、中5週で迎えた14戦目は、サマーナイト賞（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（8戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったムットクルフェに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。