フラワージャンヌ（2019年生、母キョウワジャンヌ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、協和牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会上山泰憲によって1,045万円で落札された。

2歳（2021年）

11月19日、デビュー戦は吉井章騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったゴッドモードに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた3戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のSPAT4プレミアムポイント賞 124.5万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

3歳（2022年）

4月20日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入った。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の281.5万円以下（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、抜け出したレウェルティを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、ハレザ池袋賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したキタノライアンを差し切れず、2馬身差の2着となった。

11月3日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったナンセイラピッドに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

12月30日、中5週で迎えた11戦目は、C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（2023年）

1月24日、中3週で迎えた12戦目は、ローズポーク賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月21日、中3週で迎えた13戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、常陸牛賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

3月28日、中4週で迎えた14戦目は、後藤蒼二朗騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八九（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

4月18日、中2週で迎えた15戦目は、ミモザ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

7月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は後藤蒼二朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたガビーズスピリット決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中2週で迎えた17戦目は、湘南BBQ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤蒼二朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月14日、中0週で迎えた18戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤蒼二朗騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったウナモンタナアルタに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中2週で迎えた19戦目は、レッド・ライオン賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で後藤蒼二朗騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

9月19日、中1週で迎えた20戦目は、サイレント・サード賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井章騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5歳（2024年）

1月21日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、牝馬限定戦の銀嶺特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヒメカミノメガミにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月12日、中2週で迎えた22戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のはと座特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉井章騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のうみへび座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入った。

4月9日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のシャンハイマゴコロに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月26日、中1週で迎えた26戦目は、ラスティ・ネイル賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。