ナンセイラピッド（2019年生、母カサロサーダ）

経歴

デビュー前

3歳（2022年）

1月24日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は461kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた2戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の72.5万円以下（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のネオキャンディに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

10月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、住めば、北区東京。賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のフラワージャンヌに3馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のこいぬ座特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラーロイメルを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

12月31日、中3週で迎えた9戦目は、C1二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月23日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のおうし座特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（8戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

5月10日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ドッグス・ノーズ賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着を確保した。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のこぎつね座特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のシントーヨーキヒに1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦の夏木立賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた14戦目は、富士見坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

7月11日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のベガ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（9戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた16戦目は、クレイジーソルト賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（10戦3勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したサランスクにアタマ差届かず2着となった。

9月7日、中4週で迎えた17戦目は、南部坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（11戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のパルヴニールを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月3日、中3週で迎えた18戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（12戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のパルヴニールをクビ差振り切って6勝目を奪取した。

11月3日、中3週で迎えた19戦目は、SPAT4賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（13戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジュンハンスをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

12月7日、中4週で迎えた20戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（14戦6勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。