C1二 三 四

レース展開

ベルジークザンダーが全馬を牽引、その直後を進むゼットソード

ベルジークザンダーが先陣を切る形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にゼットソードが続く。続いて、サランスクが3番手の絶好位につける。そのあと、ジオヴィグラスは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはレディヴィクトリア。その1馬身後ろ、ナカガワフェイスとグラスレオは中団前め。ナンセイラピッドは中団馬群のど真ん中を追走。ベルムフェリクスは中団後方の位置取り。キョウコウトッパは後方5番手に待機して進出の機をうかがう。ティーライトニングは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはランプロティタ。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはケッツァー。殿にラインストリームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

C1二 三 四、サランスクが持ち味の機動力を活かしたお手本の様な取り口で3勝目を手中に収める

先頭はベルジークザンダーとゼットソードでリードは1馬身。サランスクが3番手。そのあと、ジオヴィグラスが4番手。1馬身離れて、レディヴィクトリアが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立った1番人気のゼットソードが粘り続ける。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたサランスクが豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、途中から先頭に立ったゼットソードが続き、2着とハナ差の3着には、同じく逃げ粘ったベルジークザンダーが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、好位で直線を迎えたジオヴィグラスが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方3番手にいた12番人気のラインストリームが食い込んだ。2番人気のナンセイラピッドは中団後方にいたが末脚不発で8着に敗れた。